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2016年06月の記事は以下のとおりです。

水無月の祓え

  • 2016年06月30日 (木)

六月も最終日、いわゆる晦日
と言うことは今年も半分が過ぎようとしている訳で。

この半年の罪や穢れを祓い、残り半年の無病息災を祈願する夏越しの祓
(別名で 水無月の祓え)な日だね。

ここ数年はこの日に「水無月」を作って食べるのが習慣のがんばるワン家。
今年は複雑な気持ちでいっぱい。

何といっても最大の罪はイヴ姫を守ってやれずに失ってしまったこと。
姫なくしてこれからの無病息災なんてどんな意味があるのか。
そんな自暴自棄みたいな気にもなるのだけれど。

少し経って冷静になって考えた。
飼い主が元気で居ないと、姫のことをずっと思う人間が居ないと
イヴ姫たちってあっちの世界でも生きることができないんだよね、きっと。

いつだってどこだって忘れ去られた存在は消えるしかないものね。

おっといけない、自分のことしか考えていなかった。

ファイル 2042-1.jpg

さあ、イヴ姫 水無月を召し上がれ。

姫にお供えした後で、飼い主はしみじみと味わいながら頂くわ。
自分一人じゃないわ。
感謝の念で食べる水無月は涙の塩味がちょっと効いている。

梅雨は続くよいつまでも

  • 2016年06月29日 (水)

連日の雨、雨、雨
川の水位も危険領域を行ったり来たり。

もうそろそろ梅雨も終わってくれないと困るワン。

ファイル 2041-1.jpg

イヴ姫のお気に入りの堤防。
何とか決壊などしないで持ちこたえて欲しいわ。

イヴ姫、生前の最後のショットとなりました。

おやすみイヴ姫

  • 2016年06月28日 (火)

本日のイヴ姫、特選ギャラリー

ファイル 2040-1.jpg

飼い主の選んだのはこれ。

枕をしてまどろみの中

冬場は特に、飼い主が風呂から戻って来ると一足先にお布団の姫。

今日はずっとそんなイヴ姫の姿が思い出されて...

さあ、イヴ姫 そろそろ寐んねするでしよ。
おやすみ

消灯

イヴ姫優先

  • 2016年06月27日 (月)

心の中にぽっかり穴が開いた様な喪失感。
寂しい、悲しい

それは普通に当たり前の感情なんだろう。
けど、ちょっと待ってよ。そこにイヴ姫は居るのか?

寂しい悲しい→イヴ姫が居ないと自分が不利益を被るから困る。
要は自分が可愛いだけじゃないのか?

そんな風に自分を戒めて、イヴ姫が優先と努めてきました。
イヴ姫が居なくなったのは事実です。
どんなに否定しても否定しきれない事実です。

その一方で、これまで寝食を共にしてきた八年半。
イヴ姫ととても中身の濃い充実した時間を過ごしてきたのも事実。
癒し癒され、何でもないようなことが幸せな日々だった。
それもまた、どんなに否定しても否定しきれない紛れもない事実です。

イヴ姫、ありがとう。
ウチに来てくれてありがとう。

初七日を迎えるにあたり何とかそのメッセージを伝えねば。
昨日はそのプチ追悼ランだったわけで。

さてさて、「ゴースト ニューヨークの幻」なんて映画がありました。
デミ・ムーア演じる主人公が恋人の彼を失う。
その彼は死後も彼女に迫る危険を避けようとゴーストになって現れる。

でも最初は全然気がついてやれないんだよね。
もう、やきもきして見ていた人も多かったろう。

イヴ姫、イヴたまにはそんな思いはさせないよ。
ちゃんと近くに居るのは分かっている。

その事を伝える為に大げさなくらいに態度で示す。
イヴ姫、おはよう。
イヴ姫、ご飯たべるよ。
イヴ姫、いってきます。

これまでと変わらずずっと思っているよ。

今はイヴ姫優先。
残された時間はあまり多くはないのだろう。
この貴重なひとときを無駄になんかはできない。
自分の感情などずっとずっと後回しだっていいじゃないか。

「イヴ姫優先」、今日は頭の中で何度もリフレインしていたフレーズ。

それでいいよね、イヴ姫&エっちゃん

おやすみ、イヴ姫
おやすみ、エっちゃん

ファイル 2039-1.jpg

非公開の写真から、ちょっと前のイヴ姫

初七日

  • 2016年06月26日 (日)

昨日は夢の中に登場したイヴ姫。

向こうからやって来て、飼い主の横を通り過ぎると体が透明になっていく。

イヴたまの事が潜在意識にあって脳が見せてくれた映像なんだろうね。

さて、梅雨の合間の貴重な晴れ。日曜。姫の初七日。
紫陽花をイヴ姫に見せてあげようかな。

ファイル 2038-1.jpg

近場の住吉自然公園は紫陽花の名所。
地震のあと土砂崩れで通行止めが続いてたけど、今月になって通れるようになったらしい。
森の向こう側がメインで手前はまだ通れないね。

ファイル 2038-2.jpg

海と紫陽花。
でも、うーん。紫陽花の色がいまいち、に、さん、だね。

よっしゃ、2000株もあるのなら、一番いいのを見つけてみよう。

ファイル 2038-3.jpg

イヴ姫にささげるピンクの紫陽花。

ファイル 2038-4.jpg

海の色は泥色。昨日までの雨で仕方ないもんね。
空は徐々に青くなってきたところ。

さーて、帰りましょうか。
午後からは屋根にのぼってブルーシートの手直し作業が待っている。

しょーなのか、しょーなのか って納得してくれるかな イヴ姫さま。

エルの骨壺を取替エル

  • 2016年06月25日 (土)

雨、雨、雨
昨夜からずっと雨

さて、新しい骨壺も届いた事だしエっちゃんのを取り替えましょうか。

元々、中身は最初の半分くらい。
後の半分はすりつぶして粉末になってるもんね。

今日は25日。
エルの命日でもあるからちゅどいいかもね。

割れた骨壺から新しいのに慎重に慎重に移し替えて行く。

と、時刻は12時。
防災無線から正午を知らせるメロディーが流れる。
恋は水色~♪

イヴ姫がこの曲に合わせていつも歌ってあれだよ。
不意打ちをくらったみたいに、胸が締め付けられる思いがする。
思い出は美し過ぎてまだ消化できていない。

エルの骨を見ながら何とか気持ちを落ち着かせる。

最近ではリンゴだダメだったり、納豆がダメだったり。
この二つは何とか克服したけれど、今日のはいきなりやられてしまったわ。

ファイル 2037-1.jpg

エルの骨壺4寸サイズには三分の一くらいの骨。
もうこれからはそっとしておくね。

飼い主の手で愛情を込めてサラサラの粉になったエルの遺骨。
あちこちに行ったね。
富山にも北海道にも、東北新幹線にも乗ったもんね。
だから、もう満足。
後はずっと家に居んなっせ。

イヴ姫もね。

見送るという事

  • 2016年06月24日 (金)

kanjiさんからお線香とろうそくを頂きました。

ファイル 2036-1.jpg

先日の熊本地震の時にも多大な支援物資を頂いたのに、まさか今回までとは全く予想もせず。
kanjiさんからの贈り物と分かった時に、思わず涙があふれてしまいました。

恐縮しながらも、エっちゃんの結んでくれた縁だし男どうしの友情だ。と遠慮なくご厚意に甘えることにします。

Kanjiさんやママっち、隠れファンさん、他にもたぶん...
ここで話を聞いてもらう事で少しづつ気持ちが安らいでいきます。

火葬の日の事をもう少し詳しく書いてみます。
イヴ姫を責任をもって見送った、そんな気持ちが日を追うごとにじわりじわりと今を楽にしてくれるからです。

今回、お世話になったのはサラの苑(旧名:沙羅の苑)

ファイル 2036-2.jpg

静かで落ち着いた空間。
火葬場に移動して、
段ボールの棺からイヴ姫を台に移し替えます。
エルの時は箱ごと火葬だったのでちょっと意外。

イヴ姫を抱っこするのもこれが最後だね。
で、横たわった姫を見ると何か変。
こっちに背中を向けて寝ているよ。

やっぱり向きを変えようね。
もう一度抱っこでイヴ姫はこちらを向く。
あぁ、二回も抱っこしちゃった。

白のシャツにイヴ姫の毛が付きました。
イヴ姫の名残の黒毛 嬉し悲し

最後のお別れ。
お花を飾って、おやつも召し上がれ。来月一日にあげるはずだったフィラリアのお薬も添えておくよ。

いよいよかと思うと情が高ぶって涙がこぼれてきます。

焼香をして南無阿弥陀仏。

この後、係の人が席を外して家族だけにしてくれました。

ファイル 2036-3.jpg

その時のイヴ姫。
三枚撮って、これが本当に最後となりました。

段ボールに入ったままだと上から見降ろす格好になるし、
「物」を燃やす感覚もどこかに残ったのかもしれません。
こうして全身が見える事でかえってイヴ姫の尊厳が保たれただね、
と後になって感じました。

姫は炉の中へと消えて行き、扉が閉じられます。

点火の赤いボタンを押す作業が待っています。
エルの時に経験済みとは言え、あの時とは事情が違います。
自分に出来るのだろうか?

いざとなると自信がなく、無理にしたとしても後から悔いが残りそう。
次の瞬間、ああそうだとほとんど無意識に合掌、南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏 と心の中でお念仏を唱えてと無心になりました。

イヴ姫、天まで届け
時刻は11時32分

午後になり1時過ぎにお骨上げです。
真っ白なイヴ姫の骨。
特に印象的だったのはしっぽ。
2cmほどの小さな骨がずっと連なって先っぽは本当に小さくて細くい。
何とも可愛らしくってクルリンしっぽはこんな風になっていたんだね。

持参した6寸と大きな骨壺に一つ残らず納めていきます。

こうしてイヴ姫は帰ってきました。

いいお見送りができたなと感じています。
これから先は、後悔の念を全面に出すとか、逆戻りはできないよね。


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骨壺もLサイズ

  • 2016年06月23日 (木)

熊本地震の二回目、後に本震と呼ばれるあの地震でエルの骨壺も被害を受けました。
割れてしまってるよ。幸いにも骨壺カバーがあるので中身はそのままで無事ですが。

そのうちに取替えをしないとね、と思いながら伸び伸びに。
今回、不本意にもイヴ姫の骨壺も一緒にと注文することになりました。
そして、今日になり届きました。

あれ?一昨日はどうしたの。

ファイル 2035-1.jpg

左から四寸。割れたエルの取替用に。
中央は五寸。イヴ姫用にと新規で。
右は六寸。今は実際に姫の遺骨が収まっているもの。

地震であちこちのお墓も被害を受け、骨壺が割れたところも多数。
それで生協が先着順で骨壺のプレゼントを行ったんだとか。

それで六寸のが家にあった訳で、イヴ姫用にそれを使いました。
姫の骨は残らず持って帰る為には余裕があった方がちょうど良かもんね。

後から、真ん中のサイズ五寸に移し替えようかと思っていたのですが、このままにしておきます。
何とか収まらない事もないけど窮屈だろうし、なるべくそっとしておきたい。
カバーも用意したけど使わずに終わりそう。
だから、風呂敷でいいよね。

イヴ姫はベッドもLサイズ、トイレもLサイズ。
体重13.2Kgとしてはもう一回り小さくても何とかなるのだろうけど。
なにせ我が家にやって来た時には、将来どれくらいまで大きくなるか予想がつかなかったから。
一応、20Kgくらいまではと用意したもんね。

骨壺もLサイズでよかろ。

行ったり来たり

  • 2016年06月22日 (水)

ママっち、ことシェルママさんからお花を頂きました。

ファイル 2034-1.jpg

熊本はまだまだ被災地のまま。
そんな中で遠方からお花を手配してくれるのに大変な苦労があったと思います。
その気持ちを思うと、もうウルウルです。
ありがとう。


昨夜はこんな事を考えていた。「明日の朝はリンゴを食べるのがつらいよな」
イヴ姫との思いでが多いおめざ。
しゃりしゃりと小気味いい音を立てて食べる姫の姿はもう見られない。

そして朝。
見るのも辛いリンゴを見ながら、ふと気がついた。
そうだイヴ姫、一緒に食べよう。
お供えするといいんだよね。

昨日は好物のスイカをお供えしながら、リンゴについては
同じ思いに行き着かない。まだまだ精神状態がまともじゃないからね。

そしてはっと気がついた。姫はまだここに居るんだよ。

話は飛ぶかもしれないが僕はたましい(霊魂)の存在を信じている。
それが良いとか悪いとか正しいとか誤りとかそんな話をおいといて
ここでは僕がこんな風に思ったという参考までに。

イヴが亡くなったその時に姫のたましい(以下、「姫たま」)は
肉体を抜け出す。そして途方にくれる。
ここはどこでしゅか?

どうして病院にいるのか、ましてや自分が死んだとか理解できるはずがない。
これが闘病生活が長いとか、心の準備ができていれば別かもしれないけど
イヴみたいに突然ならば、姫たまもとまどうばかり。

とりあえず姫たまはその肉体の近くに居る。
火葬の後は遺骨と一緒に帰って来て家の中に居るのだろう。

姫たまは見ている。でもまだ自分が死んだとは納得できていない。

今後、僕のすることで少しづつ分かってくれるのかな。
その為にもなるべくこれまでと同じようにしていこう。
変わらずにイヴ姫のことを思っているよ。
そんな姿をみてもらおう。


(話は戻って)
なむなむした後はいつもと同じように。
イヴ姫のお水を取り替えて食器にフードを小カップ三杯。
勢いよく食いつく姫の姿が...
見えるようです。

そして決めました。
朝と夜、完全に一人になれる時間には遠慮なく泣こう。
昼間は意識的にイヴ姫のことを思い出さないようにしよう。
仕事中に泣いてる姿でも見られたらみっともないもんね。
とりあえずそんな方針で今日一日を過ごすことにする。

だけど実際はそうも行かなくて

決めただろ? いや、だけどね
行ったり来たりは当分つづく。
仕方ないけど、決めるって事は大事なことだよね。

(注)姫たまについては
『死んだらおしまい、ではなかった』 大島祥明 著 (PHP研究所)
の影響を多大に受けています。
他にもSHELL'S ROOMのシェッちゃんが時々写真に現れる(一般的には心霊写真とよばれるが)
のを何度も目にして、たましいって本当にあるよねと思っています。

さーて、そろそろおねむの時間だわ。
エっちゃん、おやすみなさい。
イヴ姫、おやすみなさい。

また明日。

荼毘に付す

  • 2016年06月21日 (火)

イヴ姫をナデナデ。お耳が柔らかいね。しっぽがフサフサだね。
黒毛が自慢の姫をいっぱいナデナデしてあげます。

昨夜は激しい雨風、そして雷。

姫は鼻からそして口からも出血が少しづつ止まりません。
納棺師のお仕事を想像し脱脂綿で鼻をふさいだりしました。
それでも完全にはいかないので時々は頭の下にペットシートをしてその都度に取り換えることにします。

イヴさん、ごめんけどちょっと頭を上げさせてね。
すばやくシートを入れ替えて、協力してくれた姫にねぎらいの言葉。
はい、イヴ姫 グートグート。

姫のお世話をするのもこれが最後だもんね。
感傷的になりながらもきれいなままの体を保ってあげなくちゃ、と使命感もあります。
せめて飼い主らしいことはさせてもらうよ。

日付が変わって今日になってから避難勧告まで出ました。

自宅で最後まで通夜をしたかったのですが、イヴ姫の棺と共に高台に避難をします。
夜が明けてからひとまず安心と帰ってきました。
8時半の火葬まであまり時間がありません。

そう思っていると、その霊園から途中の道ががけ崩れで通れないとの連絡。
急遽、別の所を当たって11時からと予定変更。
これで、またお別れまでの時間が少しできました。

正直、ああよかった。
避難所からの戻りのままだとイヴ姫は車にのったまま。
予定が延びた事でまたお家に帰ることができます。


ファイル 2033-1.jpg

イヴ姫の姿もこれで見納め。
Kanjiさんから頂いたおやつ、いっぱい食べていいからね。
末期の水をとっていよいよ時間です。

イヴ姫、天まで届け。
11時32分、炉の点火スイッチを押しました。

その後からは雨もすっかり上がり、空にも明るさが戻っています。
雨待ち後の外に元気に駆けていくイヴ姫のことを思い出していました。

姫がやって来たのは8年半前。
寝食を伴にし、これまでどれだけ癒されてきたことか。

イヴさん、ありがとうね。

ファイル 2033-2.jpg

遺骨になったイヴ姫が帰って来ました。

こんなに早くエルと並ぶ日が来るなんて。
昨日の今日なので、まだまだ心の整理ができていません。

徐々に少しづつと思っています。

南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏

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