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見送るという事

  • 2016/06/24 20:16
  • カテゴリー:

kanjiさんからお線香とろうそくを頂きました。

ファイル 2036-1.jpg

先日の熊本地震の時にも多大な支援物資を頂いたのに、まさか今回までとは全く予想もせず。
kanjiさんからの贈り物と分かった時に、思わず涙があふれてしまいました。

恐縮しながらも、エっちゃんの結んでくれた縁だし男どうしの友情だ。と遠慮なくご厚意に甘えることにします。

Kanjiさんやママっち、隠れファンさん、他にもたぶん...
ここで話を聞いてもらう事で少しづつ気持ちが安らいでいきます。

火葬の日の事をもう少し詳しく書いてみます。
イヴ姫を責任をもって見送った、そんな気持ちが日を追うごとにじわりじわりと今を楽にしてくれるからです。

今回、お世話になったのはサラの苑(旧名:沙羅の苑)

ファイル 2036-2.jpg

静かで落ち着いた空間。
火葬場に移動して、
段ボールの棺からイヴ姫を台に移し替えます。
エルの時は箱ごと火葬だったのでちょっと意外。

イヴ姫を抱っこするのもこれが最後だね。
で、横たわった姫を見ると何か変。
こっちに背中を向けて寝ているよ。

やっぱり向きを変えようね。
もう一度抱っこでイヴ姫はこちらを向く。
あぁ、二回も抱っこしちゃった。

白のシャツにイヴ姫の毛が付きました。
イヴ姫の名残の黒毛 嬉し悲し

最後のお別れ。
お花を飾って、おやつも召し上がれ。来月一日にあげるはずだったフィラリアのお薬も添えておくよ。

いよいよかと思うと情が高ぶって涙がこぼれてきます。

焼香をして南無阿弥陀仏。

この後、係の人が席を外して家族だけにしてくれました。

ファイル 2036-3.jpg

その時のイヴ姫。
三枚撮って、これが本当に最後となりました。

段ボールに入ったままだと上から見降ろす格好になるし、
「物」を燃やす感覚もどこかに残ったのかもしれません。
こうして全身が見える事でかえってイヴ姫の尊厳が保たれただね、
と後になって感じました。

姫は炉の中へと消えて行き、扉が閉じられます。

点火の赤いボタンを押す作業が待っています。
エルの時に経験済みとは言え、あの時とは事情が違います。
自分に出来るのだろうか?

いざとなると自信がなく、無理にしたとしても後から悔いが残りそう。
次の瞬間、ああそうだとほとんど無意識に合掌、南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏 と心の中でお念仏を唱えてと無心になりました。

イヴ姫、天まで届け
時刻は11時32分

午後になり1時過ぎにお骨上げです。
真っ白なイヴ姫の骨。
特に印象的だったのはしっぽ。
2cmほどの小さな骨がずっと連なって先っぽは本当に小さくて細くい。
何とも可愛らしくってクルリンしっぽはこんな風になっていたんだね。

持参した6寸と大きな骨壺に一つ残らず納めていきます。

こうしてイヴ姫は帰ってきました。

いいお見送りができたなと感じています。
これから先は、後悔の念を全面に出すとか、逆戻りはできないよね。



えーと、何とかまとめたいけど うまくいかないわ。
また改めて書くこともあるかもね。

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