がんばるワン旅日記Ⅲ

3：45に起こされた。
部屋に乱入してきたシェルパさん。
おはよう！って？

今日は山登りの予約はしてないんですけど。
どうやら6時と勘違いの寝ぼけモードだったようで。
仕方なくいつもより15分早いスタートのがんばるワンズ。

さてイヴ姫、かぼちゃでコスプレしましょうか。

嫌がる姫をほぼ強制的に説得し、はいポーズ。
いやぁもう、飼い主も苦労するわ。

何々、苦労してるのはイヴ姫だろうって。

この格好で「もっとご飯くれないと暴れるでしゅ」と言ってごらんよ。
そうすれば、はいはいイヴ姫さま、今日は存分にお召し上がりください。
となったかもしれないのに。
あぁ、残念。

収穫祭だけんね、もともとは。

まだ夜も明けぬうちからイヴ姫は精を出す。
せっせっせと野良仕事。
由緒正しきノラ家の出身なのでお手の物。

掘るでしゅ、掘るでしゅ。

ところで今何時。
暗くて分からないから姫に聞いてみよう。
掘ったいも　いじるな？

4時48分でしゅ。

GPS機能搭載のイヴ姫。
おかげで道に迷うこともなく時刻も正確だもんね。

だけど今朝のルート設定は近くの畑かよ。
おい！

イヴ姫さま、朝から5170歩。

参道を通って神社の前まで行くも、そこで引き返す。
まあ、それもありなんね。
後は真っ直ぐ帰エルだけ。
と思わせておいて堤防経由の遠回りコース。

まあ、自分の体力を分かっているなら、それもありなんね。

朝食後はまったりタイム。

イヴ姫、朝刊を読むの図。
飼い主のひざの上に乗っているはいつものとおりだ。

三度あることは四度ない。

先週まで毎火曜ごとに三連続で神社参りの姫。
もしかして今日も？
てな訳には行きませんでしたな。

今年の姫はちょっと違う。
遠くも攻めるけど、無理はしない。
ちゃんと自分の体力を知っている素振りすら感じる。
もうこの辺りで帰エルでしゅ。

姫さま、橋にございますが如何なさいますか。

そりゃ、場所がはしだけに「走っ」て帰エルに決まってるでしゅ。

やっぱり、だよね。

朝はウチの周りをウロウロの姫。
夜には挽回でお出かけするかい。

はい、こちらが夜のイヴ姫。
何々、朝も夜も見分けがつかないってか。

朝のうちに行く姫も～♪
夜にお出かけする姫も～♪
闇に変わりはないじゃない～♪
溶けてしまえばみな同じ～♪
ときたもんだ。

そう言えば、今年はもう富士の高根に雪は降ったんだったけ？

姫は行く行く今朝も行く。

天気予報に反して今日は晴ればい。
そして姫と言えば道草。
クンクンなどと生易しいものではなく最近はもっと強烈。

Oh!猛烈
姫が始めたのは穴掘りワンワン。

静止画じゃよく分からないだろうと～♪
届いた飼い主の親切な動画～♪
あのふるさとに帰ろかな～♪帰ろかな～♪
と、きたもんだ。

本場フランスに行けば、トリュフ犬として活躍できそうな予感。
もうちょっと丁寧にホリホリせにゃんばってんね（笑）

さて、後からは十分に静養いただき、その暇に飼い主はおでかけ。

八代→日奈久→坂本→荒瀬ダム

半分がもう無くなっているね。

この角度から見るとわかりやすいか。

それにしても今日はいい天気。
天気予報の嘘つき！
外れてよかったけどね。

イヴ姫、本日の夜明け前コースは神社仏閣方面でんな。
内心、また神社かよ、と思った飼い主。

それを察知したのか（？）、寺に向かう姫。

仁王門に到着。
ここもすでに階段を登って来た訳で、元気な姫だね。

そして、お参り。
九州三十六不動霊場第19番札所だって。

木原不動尊でおなじみのここは、
正式名雁回山 尊乗院 長寿寺　なのであります。

姫はよっぽど気にいったらしくあちこちクンクン。
一度は完全にここを後にしながらまた階段を駆け上がり再訪。

もう姫さま、いい加減に帰エルようよ。
場所が場所だけに、付き合う飼い主としては
もうやっ寺れないわ！　←朝からダジャレ（笑）

明るくなってからは土いじりのイヴ姫。
飼い主的には運動にならず、場所が寺じゃなかばってん
もうやってられないわん！

朝からザーザー
もうこりゃ仕方ありませんな。

という訳で、あきらめのイヴ姫。

通りゃんせ　通りゃんせ
ここはどこの太道じゃ～♪

毎度おなじみの参道を行くイヴ姫。
そしてやっぱり神社に行くとよね？

階段をよっこらしょ。

狛犬さんとも顔なじみだね。

あれ、ところで姫　今年が七五三かな。
数え年なら去年だったとだろうか。

イヴ姫の七つのお祝いにお札を納めに参ります、か。

行きはよいよい　帰エルはこわい。
だって下りの階段は危なかもんね。

飼い主が抱っこしてあげましょう。

怖くないから　通りゃんせ～♪　通りゃんせ～♪
と、きたもんだ。

昨夜のイヴ姫さま

布団の上でのへそ天は珍しいわ。

さて、姫はお疲れなのか？と注意深く観察しているけど
全然普段と変わらないわ。

案ずるより山に登るが易し、だったわけで。

無理は禁物だけど適度に動くことはとても大事だ。
イヴ姫も飼い主も動く物、すなわち「動物」だけんね。