がんばるワン旅日記Ⅲ

朝六時過ぎ、電話がかかってきました。
エルの主治医で今はイヴもお世話になっている佐久間動物病院の
院長先生が深夜一時頃に亡くなったとのこと。

心臓麻痺であまりにも突然の事に信じられないと言うのが正直な気持ち。

布団で寝ている先生は、まるでお昼寝でもしているかのようで、
安らかな顔をしていました。
神道なのでお線香もなく、塩と米がお供えしてありました。

通夜は明日、葬式は明後日。

それにしても人の命ははかないものです。
今日は何度もため息。

合掌

朝、昼、晩
三度のときめき、ならぬ三度のお散歩付き
晴れた日の休日はいいよね

そんな姫の一こま
何を考エルているのかイヴ姫

考エル考エル

まだ、考エル考エル考エル

まだまだ、考エル考エル考エル考エル

あのさ、イヴ姫　そうやって一カ所に５分も１０分も
じっとしているのはやめてくれない　by　飼い主

うながされてまた歩み始める姫であった。

今日も亦いい天気でした。
秋晴れの空をエルは駆け回り、イヴ姫はお昼寝しながらのお留守ワンかな、と想い思い。

さて、イヴ姫　本日のデザートは大根、みかん。
なになにもう一声？
では柿なんぞお付けしましょうか、それも自家製の。

飼い主の食べる物はなんでも欲しがる姫。
一応あげていいものとダメな物を考えながらほんの少しね。

柿くへば　姫が欲しがり　そらやるぞ
みんなで仲良く食べに来い

あ、ぽっぽっぽ　イヴ　ぽっぽ～♪
柿が　欲しいか　そらやるぞ～♪
みんなで仲良く食べに来い～♪

ときたもんだ。

イヴ姫はふとんが好きである。

昨夜のイヴ姫。

あのー、そこは飼い主さまのお布団なんですけどね。
ちゃっかり枕までして温めてくれてますね。

明けて朝。
東の空に三日月が昇って間もないのかな。
星も輝いているし今日はいい天気になるんだろうね、などと
思いながら早朝お散歩を終えて帰ってくると、
今朝は寒いのか、早々とイヴ姫はお布団にもぐり込む。

あのー、イヴ姫　お布団を上げるんですけどね。
コロコロローラで姫の抜け毛をコロコロ。
はい、ちょっとどいてね。

布団を押入にしまい、次は毛布をコロコロ。
はい、ちょっとどいてね

敷き布団はよっこらしょと、逆Ｖ字に干す。
下にはヒノキのすのこベッドがあるのでこれが役に立つ。

かくして居場所のなくなったイヴ姫。
あきらめて自分のベッドに行きましたとさ。

こう寒くなってお布団好きのイヴ姫を見ていると
エル兄ちゃんの最期を思い出す。

布団の上に居ることはあっても、決して自分から潜り込んでは来なかったエル。
あの日、寒かろうと布団の中に引っ張りこんだ。
手がものすごく冷たくて温めてあげた。
僕らは手と手をつないでいい夢を見ていた。
そしてエルは安心したのか一人で旅立っていった。

畳の上で大往生と言うのが一つの理想なら
布団の中で、それも飼い主と一緒に添い寝しながら手をつないで。
もう理想中の理想だよね。

だけん、イヴ姫がお布団好きでもそれはしょんなかでしね、と思うこの頃。

ポンポン
イヴ姫の　黒い頭を　たたいてみれば　文明開化の　音がする

．．な訳はないけれど、全然関係なかばってん
今日は文化の日　らしい。

飼い主は車いじり第３弾。
ホーン（クラクション）交換＆増設スイッチ取り付け。
今回で一応、車いじりは終了。
ちょっと前にパンク２本とかちょっとご機嫌ななめのＲ３４くん。
いじってかまって？ってことか、と手を入れてみた。

さてさて、イヴ姫　おまたせ。

気持ちのいい秋の日。
ゆったりのんびり、イヴ姫との散策。
日中は暖かいしそよ風もここちいいね。

特別なことは何もないけれど、良い日だった。
文化の日だけん、と言うことにしておこう。

ポンポン　ポンポン。

イヴ姫の朝は早い。
たぶん４時半くらい．．．

イヴ姫の夜も早い。
もうお布団の温もりが心地よい季節だけんね。

さあ、今日から１１月だぞ！っと。