葬送
- 2010年11月09日 (火)
一日中、風の強い日でした。
大勢の参列者を迎え、しめやかに葬儀がとり行われました。
宮司さんの退出後、喪主である副院長のご挨拶。
大体こんな内容だったと思うけど。
彼は仕事にも趣味にもボランティアにも一生懸命な人でした。
行き過ぎる事があると忠告しても聞くような人ではありませんでした。
きっと孫を抱っこして日向ぼっこなどをする姿を他人には見せたくなかったんだと思います。
男らしく逝った。その事を誉めてやりたいと思います。
それでも私は許しません。
彼の分まで長生きして、今度逢う時はしわくちゃになったおばあちゃんの顔を見せてびっくりさせてやろうと思います。
うんうん、それでよか。
心の中で拍手、エールする自分。きっと他の人たちも同感だったろう。
その後はサプライズゲスト。
知る人ぞ知るカントリーミュージシャンのチャーリー永谷さん。
弔電も紹介されたので、まさかご本人が参列しているとは思わなかった。
Kumamoto to Kentucky~♪ Tokyo to Tennessee~♪
「My name is Good Time Charlie」を弔辞としてギター一本で歌う。
パチパチパチ、心の中で拍手。
出棺の儀式の後、いよいよ最後のお別れ。
クラクションを2回鳴らして車は出ていきました。
合掌
僕は思う。
他の人の死に際して、自分の事として受け止めなければ。
誰にでも訪れる死、そしてそれの裏返しとしての生。
改めて2010年はターニングポイントだなと思う。
いつか自分が死ぬまで、お迎えが来るまで
その時まで悔いの無いようにきちんと生きようと思う。
エルとイヴ姫と一緒に前を向いて、明日に向かって進んで行こうと思う。
南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏