姫のふとん事情
- 2010年11月04日 (木)
イヴ姫はふとんが好きである。
昨夜のイヴ姫。
あのー、そこは飼い主さまのお布団なんですけどね。
ちゃっかり枕までして温めてくれてますね。
明けて朝。
東の空に三日月が昇って間もないのかな。
星も輝いているし今日はいい天気になるんだろうね、などと
思いながら早朝お散歩を終えて帰ってくると、
今朝は寒いのか、早々とイヴ姫はお布団にもぐり込む。
あのー、イヴ姫 お布団を上げるんですけどね。
コロコロローラで姫の抜け毛をコロコロ。
はい、ちょっとどいてね。
布団を押入にしまい、次は毛布をコロコロ。
はい、ちょっとどいてね
敷き布団はよっこらしょと、逆V字に干す。
下にはヒノキのすのこベッドがあるのでこれが役に立つ。
かくして居場所のなくなったイヴ姫。
あきらめて自分のベッドに行きましたとさ。
こう寒くなってお布団好きのイヴ姫を見ていると
エル兄ちゃんの最期を思い出す。
布団の上に居ることはあっても、決して自分から潜り込んでは来なかったエル。
あの日、寒かろうと布団の中に引っ張りこんだ。
手がものすごく冷たくて温めてあげた。
僕らは手と手をつないでいい夢を見ていた。
そしてエルは安心したのか一人で旅立っていった。
畳の上で大往生と言うのが一つの理想なら
布団の中で、それも飼い主と一緒に添い寝しながら手をつないで。
もう理想中の理想だよね。
だけん、イヴ姫がお布団好きでもそれはしょんなかでしね、と思うこの頃。