イヴ姫は悩んでいた。
目の前には階段がある。
なのにその手前には矢印が別方向へと誘導している。
スロープでんな。
あ、いつも姫が帰りに使うのとは別ものだけど。
ここは素直なイヴ姫、矢印に従って境内に行く。
途中の駐車場も白線をきれいに塗ってあるよ。
初詣の準備が着々と進んでるばいね。
さっきの矢印も車で来る参拝客の誘導用だったのか。
赤の門をくぐって社殿に向かう姫。
もう、おみくじも並べてあるよ。
ちょっと気が早すぎるだべ。
もしかして他の行事に対応してのことか?
うーん、分からない。
姫が悩んだ次は飼い主が悩む番なのであった。