がんばるワン旅日記Ⅲ

昨夜から降り始めた雨。
夕方にはすっかり止んでまるで梅雨明けのようだね。

この雨に飼い主はにんまり。エっちゃん、ありがとう。

実は飼い主、雨を乞うていた。そこにはこんな事情がある。
３日（日曜）はビューティフルサンディー。
この天気なら文句無しだね、と耳掻き６杯分のエっちゃんを散骨。

エっちゃんは風に舞って．．．。のハズがどさっと地面じゃなくてコンクリートの上に落ちた。ありゃ、こりゃいかんばい。
あわててかき集めるも凹凸に入り込んでほとんどのエっちゃんが回収不能。
しかたない、水で流そう。
完全な証拠隠滅にはじゃんじゃん雨が降ってくれるといいのにね。

この時点で今週雨が降る予定はなく、無理とは知りつつも雨が恋しい。紫陽花が雨を乞う気持ちが痛いほど分かる。

ドジでしね、とエっちゃんと笑いながら帰ってきた翌日の夜から予定外の雨が降ってきた。
わぁ、雨だよ、雨。

エっちゃんが降らしてくれた雨だと飼い主は勝手に思っている。
これからは雨の日にもエっちゃんを思い出すだろう。
雨雲の上の晴れ渡ったところを元気いっぱい走り回っているエルの姿を。

イヴ姫はそんなことは知らない。でもね、姫。空の上からはいつもエル兄ちゃんが見守ってくれているんだよ。