がんばるワン旅日記Ⅲ

今は１７日（日曜）、後片付けに追われながら合間に後追い日記。

１６日午前１時２５分頃、余震と言うにはあまりにも激しい揺れ。
暗闇の中、物がバタバタ落ちてくる。
イヴ姫をはじめ家族はみな無事。津波の恐れが有りで避難勧告が出ている。
後に津波警報は解除されるが朝までは避難所で待機する。
イヴ姫と車の中で徹夜、時々お散歩。
避難所近くの支所のロビーでTVの情報を得る。

昨日のは前震で今回のは本震だって。

家の被害は．．．カーポートの上に大きな瓦。
二度目の地震には耐えきれず相当数がやられているわ。

家の中は、あらまあ散らかってますわ！って、当然だけど。
他の部屋でも大型家具で倒れたのは無いのは、それなりに耐震対策の結果だろう。

順番に動線確保を優先でお片付け。
夕方には断水も解除されて一安心。あ、帰ってすぐに停電も解除してたわ。

今は辛くても上を向いて生きていくでしゅ。
全身でそう表現しているイヴ姫さま。

前震だぁ？本震だぁ？
本心を言うならば．．．

あ、いや今はまだ何も言うまい！
明日は明日の風が吹く

昨夜9時26分頃
突然の激しい揺れ
後に「平成２８年熊本地震」と命名される地震の第一波だった。

一難去ってまた一難、相次ぐ余震にもはや生きた心地もしないイヴ姫。

飼い主にとっても初めての経験。こんなにも何度も何度も余震が来るなんて。

イヴ姫はもう怯えまくってなすすべもない。

最初の地震での後片付けが終わったと思った0時過ぎ、また大きな余震。
せっかくの片づけが元の木阿弥。
それどころか新たな被害でエルの骨壺も割れてしまったよ。

食器や壺類はかなりやられてしまった。
明るくなってからの確認では屋根瓦も相当割れているし。
断水もしてしまった。

イヴ姫はじめ皆には怪我もなく、命あってのものだね。
それでよしとしよう。

早く余震が収まって元の平和な生活の戻れるといいのだけれど。

すこしづつ歩いていくしかないわね。

やる気の塊のイヴ姫
さあて今朝はどこまで行くのやら。

昨日は東だったから今日は西。
まっすぐまっすぐ西のパターンは適当な所で左折。
しばらく行ってまた左折。
で、戻ってくるシンプルなコースのはずだが。

イヴ姫問屋さん、そうは卸してくれません。
途中から進路は南。

おい、今から神社仏閣コースかよ。

さすがにどちらも立ち寄りはしないで前を通るだけ。

暗かった辺りももう明るくなってきたぞ。
熊本の日の出は5：49

時間が押せ押せなので早く帰りますばい。
本日ジャスト3.0Kmのイヴ姫なのであった。

昨日は狂犬病の予防接種をしたイヴ姫。
大事を取って夕方の散歩は無し。

ついでに今朝の散歩もなし。
あはは、飼い主の起きる気がナッシング。
それに新聞も休刊日だったしね。

はい、これは昨日。神社の裏山にてのイヴ姫。

明日は通常運転に戻る予定ざます。

イヴ姫の領土は広い。その南西は毎度おなじみの神社仏閣コース。
先週の日曜は確か桜祭りがあったような。

今はもう桜も散って誰もいない神社。

イヴ姫は狛犬の座を狙っているのか？
あ、いや　じっとしているのは性に合わない姫ゆえに
単にちょっかいを出しているだろう。

狛犬ならぬ困ったイヴ姫、略してコマイヴ
さあて次行きましょうかね。

ブンブンブン　姫が行く　お池の周りにお花が咲いたよ
ブンブンブン　姫が行く

桜は散って次の花が咲いてるね
諸行無常でし

神社の次は不動尊

階段、階段、階段トレーニング

イヴ姫さま、本日3.7Km

桜もほぼ散って今や完全に春。

イヴ姫さまにおかれましては、春の領土拡大運動中にございます。

今朝は北東を攻めてますがな。

姫の後ろには赤白の鉄塔が三塔。

この辺りのにおいは新鮮でしゅ、ってか。

そりゃいつもと違うワンコのにおいがするだろうしね。

いつもと似たような風景だけど、この道も普段とは違うぞ。

春、活動的な季節の到来でし。

朝食の後は毎度おなじみの新聞タイム。

あれ、イヴ姫が寝ている。

どらどら、お目目は開いてるようですけどね。

何か用でしゅか？っと気が付いたイヴ姫。

よっしゃ、いつもの新聞よみよみスキンシップタイムとまいりましょうか。

イヴ姫は食後の後にバナナを召し上がる。
今日はまだでしゅか？

バナナが来たらこう食べて
ムシャムシャ．．．とイメージトレーニングにはげむ姫。

バナナでオリゴ糖を補給した後はヨーグルトで腸内バランスを整える。

そして、その後はお待ちかねの新聞タイムでしゅね。

今朝も丁寧に身づくろいをしてもらうイヴ姫なのであった。

姫は来ました今日は来た、この神社に今朝は来た。

えー、正面に見えますのはこれからイヴ姫がトレーニングをする階段にございます。

当然、行くよね。
トレーニングでしゅ！

境内はおや、いつもの様子が違うぞ。
何々、第一回六殿神社さくら祭りとな？

映えあるトップバッターはイヴ姫さまにございます。
ではお得意ののどを披露してもらいましょうか。

ちょっと緊張気味の姫。
ん？観客が誰も居ないじゃないか！

仕方なくこの場を去るイヴ姫。

気を取り直してブンブンブン♪お池の周りにやってきたよ。
往く春をながめつつ無常を感じるイヴ姫。

さあこのまま道なりに時計回りに帰りましょうかね。

と、そうはイヴ姫が降ろさない。
おい、問屋かよ

散り始めた桜の花びらを踏みしめる。
もと来た道をまた帰るイヴ姫なのであった。

散る桜 残る桜も 散る桜 （良寛和尚）

朝、霧がなかなか晴れない。

イヴ姫も心配そうに先を見ていますが視界は50ｍくらいはあるから大丈夫だろ。

桜も満開から散りはじめで今日が花見のピークなんだろうけど。
あぁ、霧だよ。

ここにも桜が！と坂を転げ落ちていくイヴ姫。
おっとっと、危ないよ。
と何とか踏みとどまる姫。

この後しぶとい朝霧は10時過ぎにやっとお日さまが差してきて。

姫的にはあまり絵にならない花見ばってん、
来年は何とかしてくれるだろう。

誰が？うーん