がんばるワン旅日記Ⅲ

彼岸の二日目も雨。
ザンザンザンと雨が降る。

イヴ姫さまの出番はなさそう。

さて彼岸と言えばぼたもち。
おらぁ、ごまあんが好きだぞ！
小豆餡に加えてゴマもお願いしますね。

ごま餡の食文化は東日本のものらしい。
北海道、東北では一般的だけど
西日本になると馴染みがないみたいで。

ごまの餡子は美味しいのにね。

さあエっちゃん召し上がれ。

四時半起床。
ガバっとイヴ姫が飛び起きる。

さあ、おめざのイチゴでもどうぞ。
姫のお腹に入ってしまえばもう二度と会う事もない。
これぞ本当の「一期一会」でしね。

イチゴの次はみかん。
もう時期的にこれも最後かも知れないね。
ミカンなのにイチゴイチエとはこれ如何に？

さてさて、ビタミンCを補給したイヴ姫は寺に向かう。

仁王さんにご挨拶。

今日は彼岸の入りだけんね。
信心深いイヴ姫さまはちゃんと分かっていらっしゃる。

飼い主が出勤する頃には雨も降り始めたよ。
はじまりは雨の彼岸かな。

橋のたもとは視界が悪い。
霧と言うよりは靄がうっすら。

季語的には、春は霞で秋は霧なんだとか。

東の空に三日月が出ている。
満月と違って明るくないけんね。

ここで撮れワンワンとイヴ姫は灯りの下でクンクン。

はい、ご指定ですので一枚パチリ。

日中はやたらと暑くて初夏のきざし。
暑さ寒さも彼岸まで、か。
明日は彼岸の入りだもんね。

ふぁ～、よく寝た。
と思って目が覚めたら五時半だった。
まずい、時間が足りない。。

イヴ姫さま、朝食を先になさいますか。
それともやっぱり朝食になさいますか。

へっへ、姫に異存もあるはずも無し。
その後は朝刊を読んでスキンシップタイムに突入。
かくしていつもと変わらない朝の風景なのだ。

あれ、何か変？
いや気のせいだよイヴ姫。

朝がだめなら夕方があるさ。

イヴ姫さまと宵の明星。
あ、ヨイヨイ♪

なまむぎ　なまごめ　なまたまご
とうきょう　とっきょ　きょかきょく

退屈なので早口言葉などで遊んでみる。

朝から雨。ずっと雨。

イヴ姫も何か早くってみる？
隣の柿は　よく人を食う柿だ　とか。

昼過ぎの1時半、やっと出かける事ができるよ。

この雨は　よく降る雨だ、ったでしね。

お待ちどうさまでした。
朝は雨がぱらついていたからスタンバイ。

うずうずしていたイヴ姫は解き放たれた矢のごとくバビューン。

走る走る、力はみなぎってるぞ。

その勢いでよっこいしょ！と向こうへ渡る。

バビューンと戻ってくるイヴ姫２８号。

雨が上がって日が差してくるとすっかり春の陽気。

どうしてまだ桜が咲いていないのだろう、みたいな気になるね。
あわてるな　桜は急に止まれない...じゃなくて、急に咲けるはずもなし。

朝から思わず笑ってしまう。
わはは、イヴ姫さま　お見事！

高さ（深さ）があるのに側溝からジャンプでご帰還。
飼い主はカメラが間に合わないよ。

ハマるハマるよ　イヴ姫はハマる～♪
喜び　悲しみ　くりかえし～♪
ときたもんだ。

本日の側溝はこれだ。
あ、先日の明るい時の写真でも貼っておこう。

最近の姫は自信がついたのだろう。
危険な斜面遊びから一歩踏み出し落ちてみる。
そしてそこから脱出できると思っての事だもんね。

進歩なさいましたな、と感慨もひとしお。
常に挑戦をする我等がイヴ姫。

ところで、今日の誕生日はと言えばくまモン。
あ、ウチにもくまモンと同じ日の人が居ったな。

ふっふ、お誕生日おめでとう。

姫は行く行く今朝も行く。
やっぱりそこを歩くとかい。

すっかり側溝にハマているイヴ姫。
小気味好くスタスタと歩く歩く。

そしてジャンプ。
足腰を鍛エルとはロコモ予防。
新しいことに興味を持つのはボケ予防。

そんなイヴ姫がおかしくて笑う飼い主は免疫力アップ。

お月さんも優しく照らしてくれてるよ。

うぅ、寒い。
懐中電灯が闇を照らす。その光の中を白いものが横切る。
やっぱり雪ばい。

イヴ姫、今日は階段トレーニングは自粛（？）して
スロープを行く。

まわりは木々がうっそうと生い茂げお化けが出そうで怖いんだよね。
飼い主的には怪談．．じゃなくて階段の方が好きなんだけど。

そんなこんなで、北風ふきすぐ寒い朝もイヴ姫と走れば寒くない
こともないけど少しは温まるかな。

外に出てみると雨が降っていた。
こりゃいかんばい、朝の内から雨とは思わなんだ。

イヴ姫もあきらめ。
雨が降る　→　側溝も水浸し　→　歩けないでしゅ

そんな訳でまったりしましょう。

新聞を読みながらイヴ姫をナデナデ。
えへへ、姫は飼い主のひざの上にいるのさ。

ナデナデ、ナデナデ♪